プロペシアをしのぐ効果!?AGA治療薬「ザガーロ」とは?

これまで日本においての男性型脱毛症、つまりAGA対策と言えば、治療薬である「プロペシア」の服用が一般的でした。しかし、海外に目を向けると実はさまざまなAGA治療薬が存在しています。そんな中、2015年の秋から冬頃に、厚労省から製造販売承認を受けたGSK(グラクソ・スミスクライン)社の「ザガーロ」というAGA治療薬が発売されるというニュースが。
今回は、このAGA治療薬ザガーロの特徴についてお伝えします。
■参考URL:https://www.hama1-cl.jp/zagallo/

ザガーロの特徴について

ザガーロの有効成分となるのは「デュタステリド」。これは、日本で前立腺肥大症の治療薬として利用されている「アボルブ」にも含まれる有効成分です(ちなみに海外では、「アダポート」という名前で製造販売がされています)。

デュタステリドは世界の約3000万人に処方されているという実績があり、その目的は前述したとおりAGAや前立腺肥大症の治療です。2001年にアメリカで承認され、2009年には前立腺肥大症の治療薬として登場。なお、お隣の国韓国では、2009年の時点ですでにAGA治療薬としても承認されています。

Ⅰ型とⅡ型の5-α還元酵素に作用する効果あり

ザガーロはプロペシア同様、5α-還元酵素を阻害することでAGAの原因となるDHTの生成の抑制に効果を発揮します。ただし、5α-還元酵素にはⅠ型とⅡ型という型が存在しており、プロペシアに含まれているフィナステリドは、Ⅰ型5α-還元酵素には作用しない、という特徴がありました。

一方、ザガーロはⅡ型5α-還元酵素はもちろん、Ⅰ型5α-還元酵素にも作用するという特徴を持っています。そのため、プロペシアではAGA治療に効果が得られなかった、という方の場合でも、今後の治療に期待が持てるかもしれません。

比較試験でもプロペシアに比べ大きな治療効果が実証済み

海外で行われた臨床試験でも、ザガーロがプロペシアに比べて治療効果が高い、ということが証明されています。この試験では、ザガーロ0.5mgとフィナステリド5mgを6カ月間2つのグループに分けた試験者に服用させ、その効果を比較したものです。

結果は、ザガーロを服用したグループがフィナステリドを服用したグループに比べ、おおよそ30%発毛量が高かったそうです。ちなみに、ザガーロ0.5mgというのはプロペシア1mgの5倍の量にあたります。これだけを見ても、いかにザガーロの治療効果が高いかが分かるでしょう。

これまでプロペシアを服用したけど、AGA治療の効果が得られなかったという方は、今後登場するザガーロに期待を持ってみると良いでしょう。処方価格は1カプセル280~300円と予想されており、1箱30カプセルから入手できるようです。薄毛でお悩みの方には、非常に嬉しいニュース。発売が開始されたら、取り扱いを行うクリニックなどにぜひ足を運んでみましょう。