妊婦と夫のヘアケア

妊娠や出産は女性特有のものですが、子供の親になることは、男女共通の出来事――。男性としては、奥さんをサポートするうえで、様々な情報を身に着けることは、決して損にはならないはず…。今日は妊婦と髪染めなどについて一緒に考えてみましょう。ご自身の髪の悩みにつながる情報も交えていますので、ぜひ参考にするとよいでしょう。

妊婦が髪を染めると胎児に影響があるか

よく、妊婦はカラーリング(髪染め)をしないほうがいいという話を耳にしませんか?カラーリング剤が与える胎児への悪影響が原因と考えている人も多いでしょう。産婦人科医師によると、妊婦がカラーリングしないほうが望ましいという理由は、妊娠によりホルモンバランスが崩れ、妊娠前は問題なかったカラーリング剤の刺激に、過敏に反応してしまうからだそうです。胎児に対する影響が理由ではなく、母体そのものに表れる変化を問題視しているからなのです。

妊娠期にカラーリングをした妻を責める旦那様の行為は、偏った情報によるものです。妊婦は10カ月もの間、自分以外の命を預かる大切な役割を果たすとともに、様々な制約を受けて過ごします。『母になる喜び』よりも、不安やストレスが勝るケースもあるのだと理解しましょう。男性が産まれてくる命に対してできることは、あくまで間接的な事柄ですが、奥様にとっては、旦那様の温かいサポートは何よりの心の支えになるはずです。

普段ヘアカラーをしている女性にとって、妊娠期の10カ月もの間、髪を染められないのは、大変なストレスとなります。母親であると同時に女性なのですから、身なりもきちんとしていたいと願っているのです。一番近い存在である旦那様の正しい理解こそが、妊娠期を夫婦円満に過ごす秘訣なのです。

ブラッシングと頭皮マッサージ

日頃、髪の毛のブラッシングをしていますか?女性は朝の準備でブラッシングを行うのは普通ですが、男性は意外にもブラッシングに対して疎い人もいるようです。実は毎日のブラッシングは、薄毛対策に有効だというデータがあります。

【ブラッシングに期待できる薄毛対策】

・シャンプー前のブラッシングで洗浄効果アップ
・頭皮の血行を促進、薄毛対策に有効なマッサージ効果
・髪にハリ・コシを与える

また、妊娠中の女性は抜け毛が多くなります。女性の身体の仕組み上で考えれば、自然に回復していくものですが、夫婦でお互いをケアし合うのはいかがでしょう。二人で髪を優しくブラッシングしあえば、お互いへの愛情も深まることでしょう。母親がリラックスして妊娠期を過ごすことで、これから産まれてくるお子さんによい影響もあるはずです。

頭皮は脳に近いため、優しい刺激でも、神経への伝達速度はとても速いと言われます。髪の毛をブラッシングするとともに、頭皮マッサージを行うことは、妊婦に限らず精神の安定につながり、さらにはスマートフォンの見過ぎによる「眼球周りのコリ」にも有効です。様々な効果が期待できる『ブラッシング・頭皮マッサージ』を、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

いかがでしたでしょうか。ご家族に妊婦さんがいらっしゃるか否かに関わらず、髪や頭皮のケアを日常化することで、多くのメリットがあることが分かりました。ぜひ面倒がらずに、夫婦揃って、楽しみながら取り組んでみてください。