頭皮が動く人は薄毛になりにくい?

薄毛にまつわる都市伝説は本当にいろいろなものがあります。よくこんなに考えるものだと思うくらいです。今回の都市伝説は、「頭皮が動く人は薄毛になりにくい」というものです。では、さっそくそれが、本当にただの都市伝説なのかを解き明かしてみます。

頭皮の緊張は髪のために良くない

頭皮の緊張した状態とは、頭皮に緩みがなくなった状態を指します。簡単にいえば、頭皮が固まって動かない状態です。固まるといってもそこは人間の体ですので完全にカチコチになるわけではありませんが、子供の頃の柔らかい状態とは違うということです。

頭皮が固くなる原因は、加齢に伴う弾力性の喪失が主なものです。これは誰にでも起こり得るものですが、必ず起こるというものではありません。

頭皮緊張になれば、血行が不良になりがちですので、髪に栄養が行き渡らないという状況が起こりやすくなります。こうなると、薄毛につながることになるのです。

頭皮緊張がなければ良いというものでもない

頭皮緊張で薄毛になりかねない血行不良が起きるなら、その逆パターンとして、頭皮が動く人は薄毛になりにくいというのは正しいのではないかと考えるところです。確かに、頭皮緊張がある場合に比べれば頭皮が柔軟に動く人の方が血行も良さそうですよね。

しかし、それだけで薄毛の心配は低いと断定するのはちょっとばかり早計でしょう。頭皮が動くというのは、あくまでも頭皮緊張というひとつの危険因子がないというだけのことであり、積極的に薄毛のリスクを回避できるというものではありません。ご存じのように薄毛になる原因はいくつもありますから、その中のひとつがないだけで安心などとはとてもいえないのです。

本当に安心といえるのは、頭皮が動くことで薄毛を阻止する何らかの働きが活発化されるというような場合だけでしょう。そして、残念なことですが、頭皮が動くからといってそういったことは何も起こりません。

結論としては、頭皮が動くからといって薄毛になりにくいとまではいえない。ただし、頭皮が動かなくなった場合の薄毛のリスクに比べれば、比較的リスクの少ない状況にあるといえます。

シャンプーや頭皮マッサージで頭の血行を促進することは薄毛対策として良いことですが、それはただ単に頭皮が動くということではないですので、頭皮が動くと薄毛のリスクがすくないことの根拠にはなりませんね。強いていえば、マッサージがしやすいとかマッサージ効果が出やすい分、薄毛のリスクが減る可能性があるといったところでしょうか。

なんにしても、ほんのちょっとでもリスクがすくなくなるのは悪いことではないですね。