朝シャンは薄毛の原因になる?

朝シャンとは、朝出勤や登校前にシャンプーすること。朝シャンが世間的に広く認知されてから20年か30年程度ですが、この間に早くも新たな都市伝説が生まれています。朝シャンは薄毛の原因になるというものです。

もし、この話が本当だったら、帰りが遅くて夜は風呂に入れないお父さん連中には大打撃となるところです。また、おしゃれや身だしなみに関心が出る思春期の若者にも将来の不安を抱かせることになりかねません。結論としては、そこまで心配する必要はないということです。

朝シャンのなにが良くないのか

おっさんで朝シャンしてる人ってそんなにいませんよね。朝シャンが薄毛の原因になるのであれば、すっきりした髪で一日の活動を始めたいという若い人の方に薄毛が多いとい話になります。しかし、そのような話は聞いたことがありません。

そもそも、朝シャンしている人の薄毛の割合が顕著に高いというデータがあるわけではないのです。また、日常生活の中で接する人々を見渡しても朝シャン原因説を信じさせるに足る印象もありません。

朝シャンではなく朝も夜も間違ったシャンプーをしている可能性はある

しかし、朝だけの話から離れて見ると、シャンプーが薄毛の原因になる可能性はあります。シャンプーの中には、毛髪にとってリスクのある界面活性剤などの成分を配合しているものがあります。夜だけならまだしも、それに加えて朝にまでそのようなシャンプーを使って洗髪をすると、薄毛になる可能性がいくらか高くなることは十分考えられることです。

また、シャンプーのし過ぎは頭皮の潤いまで奪ってしまう危険性があります。さらに、朝の忙しい時間帯のシャンプーで、ちゃんとすすぎができていなかったり、濡れたまま出かけたりすると頭皮の環境としては良くありません。そのような面では朝シャンに薄毛のリスクを考えることもできます。

適度で適切なシャンプーなら朝も夜も関係ない

結局のところ、シャンプーをする時間帯が問題なのではなく、シャンプーの回数・頻度、使用するシャンプーの成分、洗い残しの有無、乾燥具合といった点、つまりシャンプーのやり方が重要になってくるのです。

その中で、朝シャンに結びつきそうな部分が誇張されて、朝シャンが薄毛の原因になるという都市伝説が生まれたのでしょう。髪の成長時間に合わないことや、保湿成分がはがれることを心配する人もいるようですが、薄毛の原因となり得るものではないようです。

洗い過ぎはよくありませんが、髪と頭皮を清潔に保つという意味ではシャンプーは必要です。滅多にシャンプーをしない方が不潔で問題です。なんといっても、洗った後の爽快感もストレス社会に生きる現代人にはうれしいものです。あまり神経質にならない程度に、よいシャンプーを使って適度に朝シャンを楽しんでください。