ヘアサイクルって何?

肌の生まれ変わりのことをターンオーバーと呼ぶことは、男性でもご存知の人は少なくないはず。それと同じように、髪の毛の生え変わりをヘアサイクルと呼びます。ですが実際に髪の毛がどの程度の期間で生え変わるのか、ご存知の人は少ないはず。ぜひこの機会に知っておいてください。

ヘアサイクルは、実は長い

一見同じように生えていますが、髪の毛には段階があります。髪の毛が抜け、次が生えてくるのを待つ休止期。この期間は通常、3~4ヶ月ほどです。そして生えてきた髪の毛が育ち、のびていく成長期はいちばん長く2年から6年ほど。最後が成長が終わり、抜けるのを待つばかりの退行期はもっとも短い2週間程度となっています。そのため髪の毛1本が生えてから抜けるまで、最短でも2年半弱の期間があるということ。毎日のように髪の毛は抜けますが、実は意外と長い寿命を終えた髪の毛だったのです。

ですが薄毛の人、とくにAGAの人の場合はこのヘアサイクルが普通よりもかなり短くなります。とりわけ成長期がグンと短くなり、長くても1年程度しか成長しないのだとか。そのため完全に髪の毛が成長できないまま抜け落ちてしまい、新しい髪の毛が生えてくるのが間に合わずに薄毛になってしまうのだそう。薄毛を改善したいのであれば、まずはこのヘアサイクルを整えることから始めるのがよさそうですね。

しかしそんなヘアサイクル、日常のちょっとしたことでも乱れてしまいがち。では、どのようなことで乱れてしまうのでしょうか。

ヘアサイクルが乱れる原因は?

ヘアサイクルが乱れる原因は、日常のあらゆる場面に潜んでいます。代表的なのが不規則な生活です。睡眠時間が十分とれなかったり毎日寝る時間がバラバラだったり。さらに食事の時間まで不規則だと、ヘアサイクルはどんどん乱れていきます。そして不規則な生活につきもののストレスも、やはりヘアサイクルを大きく乱れさせる一因といわれているそう。ストレスを受けることで体の血行が悪くなることも、薄毛を進行させる要因とも考えられています。ほかにも喫煙や脂っこい食事なども原因として考えられているそう。

髪の毛がもっとも成長するゴールデンタイムは深夜0時~午前3時といわれています。その時間にしっかり熟睡できていれば、おのずと髪の毛の成長も促されるはず。どうしても睡眠時間が確保できないのであれば、せめてこの時間帯だけでもしっかり眠れるよううまく生活をコントロールしてみましょう。

また、フケもヘアサイクルを乱れさせる一因といわれています。頭皮も髪の毛と同様、一定の周期で生まれ変わっているのですが、その際に古い頭皮が剥がれ落ちてきたものがフケ。通常ならば目に見えるほど大量には出ないのですが、乾燥など頭皮の状態がよくないと目立ってきてしまいます。そしてこのフケ、粉のような細かさから頭の毛穴につまってしまうこともあるそうです。そのつまりによってヘアサイクルが乱されたり、なかには炎症を起こしてかゆみを感じる人もいるそう。もし今大量でなくともフケが出ているのであれば、頭皮がよくない状態であるというサインですので、しっかりケアをするようにしましょう。

ヘアサイクルの仕組みをみてみると、薄毛の人は成長期が普通よりもかなり短くなっていることがわかります。そのため、薄毛を改善したいのであればいかに成長期を通常に戻せるか、にかかっているようですね。ヘアサイクルの仕組みを知ることで、薄毛の改善のためにどのようなことをすればいいのかもわかるはず。薄毛だけにとらわれず、髪の毛自体のこともぜひ意識してみてください。