遺伝子検査で薄毛のリスクがわかる?

遺伝子という言葉を聞く機会が増えた昨今ですが、まだまだ研究が始まったばかりの分野といえるでしょう。遺伝子の検査で薄毛のリスクがわかるという話をする人がいますが、これは本当なのでしょうか。DNA鑑定で実の親子かそうでないかがわかるとか、事件現場に残ったDNAで犯人かどうかがわかるということなら納得できますが。

遺伝情報は侮れない

遺伝子情報が書き込まれているのがDNAということで、このDNAを鑑定すれば人物の特定がかなりの高確率でできます。最近では、不貞をはたらいた妻の産んだ子が夫の子か否かを争う場面で、DNA鑑定が威力を発揮します。また、犯罪捜査では遺留品や被害者に残された体液などからDNA鑑定を行い犯人の特定に役立っています。

しかし、少し前まではDNA鑑定の精度もそれほど高くなく、再審無罪判決となった事件もありましたね。

さて、こういったことが可能なのも、人の遺伝子情報が侮れないものだからです。このようなDNA鑑定とは別に、医療の分野でも遺伝子検査を積極的に活用した診断、治療方法の研究がすすめられています。こうした環境があることで、遺伝的要素を持つと考えられている薄毛についても遺伝子の検査でリスク判定ができるのではないかという話になるわけです。

現状は注意喚起程度にしかならない

しかし、薄毛が起きる原因は遺伝だけではありません。遺伝が原因と考えられる割合は25%程度とのデータもありますし、薄毛が単一の原因だけで起きるとも限らないわけです。また、遺伝による薄毛リスクの強弱自体が明確にはなっていません。

従って、いま遺伝的な薄毛のリスクがこれくらいありますといったところで、注意喚起レベルの意味あいしかないのではないでしょうか。現時点では、研究途上の分野でありわからないことだらけなのです。

都市伝説と呼ぶには新し過ぎる「遺伝子検査で薄毛のリスクがわかる」という話ですが、結論としては時期尚早というところです。

わざわざ調べなくても要注意であることはわかる

このような状況ですから、現段階では一般人の立場ではわざわざ遺伝子検査を考えるまでもないのです。自分の家系、すなわち父や祖父などの頭を見てみれば、自分も注意しなくてはいけないだろうとい程度の情報は得られるでしょう。

また、小さいころから「お前は薄毛の家系なんだから早めの対処をしておけよ」といわれ続けている人も多いでしょう。とはいえ、なにをどう対処すれば良いのかということになります。

そこでおぼえておきたいのが、プロペシアです。プロペシアは薄毛の進行を抑止してくれるAGA治療薬として信頼されています。早めの対処で進行を食い止めるにはうってつけの治療薬。それが、プロペシアなのです。ただし、医薬品である以上服用に注意点はありますし、きちんと処方を受けないと購入もできません。安易にネット通販に手を出すとまがい物をつかまされる可能性もありますので、ご注意ください。