食生活による薄毛

薄毛と食生活には深い関わりがあります。特に脂っこい食べ物を多くとる人は、頭皮の皮脂が多く分泌されるために毛穴が詰まりやすく、抜け毛になりやすいことが分かっています。

皮脂を過剰分泌させる食べ物は、髪に悪いことだらけ!

もともと日本人は、欧米と比べると薄毛の人が少なかったといわれています。しかし戦後から徐々に増え始め、現在では成人男性の4人に1人が何らかの薄毛症状を抱えているというデータもあります。

また昔は老化現象としての薄毛が多かったのが、近年では若い世代にも急増していることからも、ライフスタイルの変化による影響が考えられるのです。

食生活もその一つです。急速に広まった欧米型の食事、つまり動物性脂肪を多くとることは皮脂の量を増やして毛穴を詰まらせる原因になります。もともと頭皮は、他の部位の皮膚よりも5~10倍も皮脂腺や汗腺が多く集まっており、皮脂の過剰分泌による影響をもっとも受けやすい場所なのです。

さらに皮脂腺には、薄毛の大敵といえる酵素「5αリダクターゼ」が存在します。男性ホルモンのテストステロンがこの酵素と結びつくことで、薄毛を進行させる「ジヒドロテストステロン」に変化するため、その意味でも皮脂の過剰分泌は非常に良くないといえるのです。

ですから脂分の多い食事をなるべく控えめにすることが薄毛の予防につながります。

髪にいい食事をしよう!

逆に髪の毛にいい栄養素もたくさんありますので、ぜひ意識して摂取するようにしましょう。

まずは髪の毛の主成分となるタンパク質です。しかし動物性脂肪は前述の通りデメリットがありますので、できれば大豆や卵などからとるようにしたいところです。特に大豆は良質な植物性タンパク質ですし、「大豆イソフラボン」という物質は女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持ちますので、薄毛対策にも効果的と考えられています。

またタンパク質をうまく髪の毛の生成に利用するためには、他の成分も必要です。例えば亜鉛は、タンパク質を合成するための酵素を活性化させます。牡蠣やうなぎ、レバーなどに含まれています。

そして鉄分も重要です。血行が悪くなると、髪の毛に届く栄養も少なくなってしまいます。ひじきや海苔といった海藻類や、ごま、ほうれん草などを積極的に摂取しましょう。

その他、タンパク質の代謝をうながすビタミンB6も大切な栄養素です。いわしやかつお、マグロなどの魚類やバナナに含まれています。

こういった髪にいい栄養素を十分にとり、動物性脂肪を極力減らす食生活が薄毛対策として効果的です。
参考サイト⇒抜け毛予防・薄毛対策に効く食事法(食べ物・飲み物)