カラーリングによる薄毛

カラーリングをしている人は、女性に限らず男性もかなりの数います。髪の毛を切ったときや季節ごとなど、イメージを変えたいときに染める人。または普段から同じ色に染め続けている人、様々でしょう。ですがカラーリングも、薄毛の一因になってしまうこともあるのです。

ヘアカラーってどんな種類がある?

髪の毛を染めるものには、何種類かあります。

まずは髪の毛の色素自体を抜いてしまう、ブリーチ。髪内部のメラニン色素を分解して脱色するので、新しく髪の毛が生え変わるまで色がもとに戻ることはありません。そしてメラニン色素とともに栄養までも失ってしまいますので、髪の毛や頭皮に与えるダメージは非常に大きなものに。最近はダメージが大きいことを理由に、美容院の方からブリーチを断ることすらあります。さらに薬液が頭皮にふれるとかぶれなど、トラブルになりやすいのでブリーチをする際は細心の注意が必要です。

そして次はもっとも一般的なヘアカラー。美容院のメニュー表ではヘアダイ、と記載されていることもありますが基本的な成分は同じです。市販されている白髪用ではない、黒髪用のヘアカラーもこのタイプになります。髪の毛のメラニンを分解する脱色と、色を入れていくことを同時に行います。ただブリーチのように完全に脱色するわけではないので、負担はあるもののブリーチほどではありません。メラニンを分解して色を入れているので色持ちはよく、比較的長い間染めたままをキープできます。

次はヘアマニキュア。よく白髪用のカラーリング剤として使われていますね。ヘアマニキュアはメラニンを分解せずにマニキュアのように色で髪の毛をコーティングすることで着色させます。そのため髪への負担は少ないのですが、黒髪に使った場合は非常に発色が悪いというデメリットがあります。そのかわり色素がもともとない白髪だときれいに発色し、コーティングしてくれるので紫外線カット効果も。ですが色を浸透させていないぶん色持ちは悪く、1ヶ月ほどでもとに戻ることが多いようです。

最後は髪にやさしいといわれているヘナカラー。天然の染料を使ったカラーリング剤で、タイプ的にはヘアマニキュアに近くなります。また天然の染料を使っていることからもとの髪色によって多少染め上がりに変化があり、白髪に使うと鮮やかなレンジになるのも特徴のひとつ。髪に非常にやさしいうえ負担はあまりないものの仕上がりに不満が残ることも多く、使いこなすのが難しいカラーリング剤ともいえます。

カラーリングを繰り返すと、薄毛になりやすい?

このように、カラーリング剤には多かれ少なかれ髪の毛や頭皮に負担がかかります。髪にやさしいといわれているヘナでさえ、頭皮にふれるとかぶれることがあるほど。さらに髪の毛や頭皮は日常の紫外線やシャンプー、乾燥などでもダメージを受けています。ですのでそういったダメージが蓄積することで、少しずつ髪の毛が細く弱くなっていき、薄毛になってしまうのだとか。薄毛対策の基本は頭皮や髪の毛に極力ダメージを与えないことが第一となりますので、やはりカラーリングを行うことはあまりよくない、ということになりますね。

ですがそれでもカラーリングを楽しみたい、という人は美容院に行って染めるようにしましょう。市販されている黒髪用のカラーリング剤は、どんな髪色の人でもきれいに染まるよう、強い薬剤が使用されていることが多いそうです。反面美容院であれば髪の毛の状態や色に応じて弱いものから強いものまで、複数の種類が用意されています。そのなかから美容師が髪の状態に合わせて薬剤を選んだり、なかには生え際と毛先で薬剤を使い分けることもあるんだとか。美容院であれば、負担を最小限に抑えて染めることができる、というわけです。多少面倒ではありますが、薄毛を実感していたり、若いうちから意識しているような人は美容院に行くのがおすすめ。そして染めたあとは育毛剤などでしっかりとケアするのを忘れないようにしてくださいね。